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努力! 電王戦第3局

今日は電王戦第3局。
豊島将之七段-YSS
戦前の予想ではこれが1番人間が勝つ可能性が高そうと言われていた対局。
その理由は、豊島七段が今回の電王戦に登場する棋士で屋敷九段と並ぶ高評価な棋士であるということ。
YSSが後に登場するツツカナやPonanzaに比べて与し易い相手と見られていたことが挙げられる。
あとは見る側の願望も大きいだろう。
というのも、豊島七段は注目される若手の筆頭格、将棋ファンの間で有名な「豊島? 強いよね。序盤中盤終盤隙がないと思うよ」のネタはネタであると同時に本人の評価そのままだったりもするくらいで、現タイトルホルダー3人に次ぐレベルの実力者と目されている。
タイトルホルダーは大人の事情で出場させにくいことから、出せる範囲で最高レベルの棋士といえる。
ついでに見た目的にもかわいい系なので人気があり、「3月のライオン」の主人公桐山零のモデルという噂もある。

わずか9歳でアマ六段(ごく少数しかいないくらい強い)とかいう怖ろしいまでの才能の持ち主で、期待度の高さもその素質から来ている部分が大きいと思われるのだけど、今回の電王戦でそれは彼の一面に過ぎないのだなと感じた。

今回の対局、角換わりにできたところを豊島七段はあえて横歩取りに持ち込む。
そして早くもYSSに△6二玉という疑問手が出る。
ここから、駒組みもろくに進んでいない状態で豊島七段が攻勢を掛けリードを築き、YSSにまったくチャンスを与えない見事な指し回しで完勝。
△6二玉という手はアマチュアでも横歩取りを指す人間ならやらないような手なわけだけど、彼はYSSがそうする可能性があるのを知っていたからその局面に誘導した。
もちろんこの他にも想定される局面について対策を用意していたようだし、次の手が決まっているようなところでは間髪入れずに指して時間を節約するなど、かなり周到に準備してきていた様子。
これには感心した。

ちなみに、準備なしでその場で考えたら勝てないのかという疑問を持つ人もいるだろうけど、実際の勝ち負けはやってみないとわからないのは当然として、棋士は研究が仕事で対局は集金と言われるような職業。
研究して勝ったことを非難するのは実像を知らないで勝手な理想を押し付けているか、わざと煽ってるかのどちらかです。
また、ソフトを進化させるためにも、ちゃんと弱点を指摘してもらった方が成長に繋がるのは言うまでもない。

で、上記で感心したと書いたけど、これはまだ浅かった……。
彼の準備の仕方はレベルが違った。
第1局の菅井五段が200局くらいと言っていて、かなりの量だという印象を受けたけど、実際にひと通りの戦型を試して有効なものを絞り込んだり、細かい傾向まで掴もうとするならおそらくは足りなかったんだと思う。
まあ菅井五段自身が研究勝負を望んでいなかった節もあったし。
第2局の佐藤紳哉六段は40局くらいだとか。
揉め事があって2週間強の時間を潰されたのは痛かった気がする。
3月は特定の棋士を除けばスケジュールに余裕ができそうな時期で、その時期を丸々潰されたわけだし。(それでも少ない気もするけど)
局数だけでは一概にいえない部分はある(1局をどれだけ深く吟味するかどうかでも違ってくるだろうし)けど、個人的にはやはり傾向を掴むためには数をこなす必要があると思うし、最善手を指し続ければ関係ないといってもそれは現実的じゃない。
そんな中、豊島七段はYSSとの練習対局を1000局弱指したとか。
3月に入ってからは週5ペースで1日10時間ほど対策していたらしい。
YSSの開発者の山下さんは、YSSがどこで最初に考えこむかまで把握していた豊島七段の様子を見て負けるかもしれないと覚悟したようだ。
将棋自体は一方的で名局とはいえないものの、1度きりの勝負に対してここまで努力する彼の姿勢には涙が出るくらい感動した。
準備の大切さや努力の素晴らしさというものは将棋に限らずいろいろなことに通じると思うし、その意義を世に示したという意味でいいものを見せていただきました。

天性の素質自体も並外れていそうな豊島七段だけど、彼が天才と呼ばれるものがあるとしたら、こういった努力を当然のこととしてできることだろうと思う。
「将棋は本当に楽しいです。昨日負けた私が言うのですから、間違いないと思います」という彼の言葉が諸々を集約しているのかもしれない。
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悩む

低級ですが24での対局した棋譜をアップ。
しかし、うまく表示されてないですよね?
1つ前の記事でアップしたときはうまくいったのになぜかアップできない。
その時のをコピペして棋譜ファイルのところだけ変更しただけなんですが……。
原因がわかる方がいらっしゃれば是非教えていただけないでしょうか。
一応、うまく表示されていないながらも↓の「棋譜保存」というところから棋譜は見れます。

テスト

棋譜をブログに載せるテスト。

最近勉強している横歩取り青野流。
後手はソフトです。
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